<< February 2006 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサードリンク * - * * - * -

ヒカシュー「ヒカシューヒストリー」

Hikashu History
Hikashu History
今回は巻上公一率いるテクノ御三家のヒカシューの紹介です。
どのアルバムを紹介するか迷いましたが、ほとんど廃盤になっているようなので、最近の作品のヒカシューヒストリーを。
こちらはジョン・ゾーンのレーベルから発売された輸入版。ベスト的要素も強い作品ですが、すべて未発表音源から構成されているためマニアも必携アイテム。未音源化だったサントラ音源から、ライブ音源、はたまたTV音源、CM音源など。

ヒカシューはもともと劇団の芝居のために結成。このアルバムにはなんとその結成のきっかけとなった公演「コレクティング・ネット」の曲「シューファー」も収録。このあたりはDEVOの結成の経緯とも似ている。ヒカシューはいまもなお現役。テクノポップ色が強いのは、イノヤマランドのメンバーも在籍した初期作品ですが、最近のヒカシューも唯一無二の存在で、おすすめです。何か1枚ということであれば「うわさの人類」になるかな。タイトル曲は名曲。一般的には、デビュー曲「20世紀の終わりに」や「プヨプヨ」、そしてポリシックスなどもカバーした「パイク」あたりが有名でしょうか。

巻上氏は過去リリース作品すべてをリマスタリング、ボーナストラック等つけたBOX発売を計画しているが、権利を持っている東芝との交渉中で費用関係でストップしている模様。是非ともリリースにこぎつけていただきたい。
tn34tn * 名盤 * 19:36 * comments(0) * trackbacks(4)

ST「Electric Dreams」

Electric Dreams - Soundtrack
Electric Dreams - Soundtrack
今回はサントラ盤の紹介です。映画「エレクトリック・ドリーム」のサウンドトラック。紹介しておきながら、実は映画の方は見ていません。
が、このサントラはテクノポップファンにははずせない作品となっています。
一番のおすすめはELOのジェフ・リンによる「VIDEO」こちらはテクノポツプの名曲です。ジェフ・リンは他にも1曲収録していますが、その帆他、ジョルジオ・モロダー、カルチャークラブ、ヘブン17など。
機会があれば映画の方も見てみたいと思います。

tn34tn * 名盤 * 20:40 * comments(0) * trackbacks(0)

千葉レーダ「ウルトラ・ベリー・ベスト・オブ・千葉レーダ」

ウルトラ・ベリー・ベスト・オブ・千葉レーダ
ウルトラ・ベリー・ベスト・オブ・千葉レーダ

どうやら現在手に入る千葉レーダ唯一のアルバム。なんだかすごいタイトルついていますが、内容は過去音源の焼き直し・リミックスなど。本当はオリジナルの方がお勧めなんですが仕方がありません。

リーダーの茂木淳一は、スキージャンプペアのナレーションなどで有名になり、最近は千葉レーダとしての活動ではなくソロの活動というよりナレーションなどの方がメインのようですが、千葉レーダの本髄はライブにあります。悪い言い方するとマンネリと言う人もいるかもしれませんが、完成しつくされたショウと呼びたいです。ジャンケン大会や梅ガム配りなどエンターテイメント性抜群のライブは、ありえないアングルのライブビデオも発売されていましたが、こちらも生産終了の様子。(あり得ないアングルというのはライブを見たことがある人はおわかりのように、客を無視して、やたら茂木さんに接写して撮影しています。つまりビデオカメラも演出のひとつ)曲はテクノ歌謡といった感じですが名曲が多い。特にサンリーブが名曲だが、残念なことにさらに入手困難な「電染病ラボCD」に収録。

また、ピーモデルのオフィシャルコピーバンド大会「P-MANIA」のビデオを持っている人は見返して欲しい。若き日の千葉レーダが映っているが、その後の千葉レーダとはかけ離れた千葉レーダがいる。そう。千葉レーダもまた千葉大学サンクリ出身のバンドのひとつである。
tn34tn * 名盤 * 16:59 * comments(0) * trackbacks(0)

VA「子供たちのCity」

子供たちのCity
子供たちのCity
こちらはメジャーより発売されたオムニバス。テクノポップではなく、どちらかというとナゴム。でもナゴム関係のバンドが多く収録されていたというだけでナゴムではない。

ほとんどこのアルバムでしか聴けない曲を収録している点。またナゴム初心者向けカタログとしても有効。
筋肉少女帯は、三柴江戸蔵(現:三柴理)在籍時のバージョン。メジャーで再リリースされたがそちらはメンバーが違い、やっぱりエディのいるバージョンは格別。
人生は説明するまでもないが、このオムニバス収録のゴーバンズの楽曲を人生がカバーしたソノシートが存在し、今度のナゴムコレクションの収録が期待される。

その他のナゴム勢では田口トモロヲ率いるばちかぶり。そしてミン&クリナメン、グレートリッチーズなど。ラストのメトロファルスは、映画「未来正規ブラジル」でもテーマとして使っていたあの曲のカバー。
ジャケットはケラ。このジャケットは頼まれていたのに書かず、催促されて、あわててカレンダーの裏に書いたものらしい。

tn34tn * 名盤 * 20:33 * comments(0) * trackbacks(0)

YouTube「フライングリザーズ−money」

Youtubeネタ3連発ですみません。
今回は洋物です。なんと、フライングリザーズです。曲はもちろん唯一のヒット?マネーのカバーです。

http://www.youtube.com/?v=6aAMWP2X-94

動くフライングリザーズが見れると思いませんでした。ライブとありますが音は口パクっぽいですね。それでも貴重だと思います。
tn34tn * その他情報 * 21:14 * comments(0) * trackbacks(0)

YouTube「有頂天 ピノキヲ」

昨日に続いてYouTubeで見れるクリップです。
今回は有頂天のピノキヲ。NHK出演時のもの。

http://www.youtube.com/?v=gVyMoWV4dU0

これは自分もビデオ所有しているので、最後まで見てませんが、このピノキヲのライブアレンジはカッコ良いです。というより、アルバムよりライブのアレンジの方が良いものが基本的に多い。
その謎解きが有頂天ナゴムコレクションのブックレットでされていましたが、基本的にライブを良く見せるために、ライブのテンポを早くしたというよりレコードの方を遅くしていたそうです。

有頂天にはBOILというライブ盤がありますが、あちらは三浦俊一脱退後シウが参加したてのライブ。ということでミスタッチも多いし出来がよくありません。(「愛のまるやけ」は特筆ものですが)三浦在籍時のライブ盤が出なかったのが惜しまれます。ライブビデオはありますが。

このピノキヲではラストに「NHK」と言っていますが、当時のライブでは結構言っていました。
tn34tn * その他情報 * 21:37 * comments(0) * trackbacks(0)

YouTube「ムーンライダーズ - 彼女について知っている二・三の事柄」

YouTubeに貴重な映像がアップされていたので紹介します。

http://www.youtube.com/w/?v=m6NG2-PYuyc
金曜娯楽館よりムーンライダーズの「彼女について知っている二・三の事柄」。金曜娯楽館はテクノポップ特集としてテクノ御三家の時のビデオは所有してますが、こちらははじめてみました。
ムーンライダーズのニューウェーヴ期の傑作「カメラ=万年筆」よりゴダールの映画タイトルの引用の1曲目「彼女について知っている二・三の事柄」。鈴木慶一の髪型と、踊る観客が時代を感じさせます。
カメ万は収録曲すべてが映画のタイトルからの引用ですが、「第三の男」のように映画主題歌のアントン・カラスの名曲カバーもありますが、ほとんどはオリジナル曲。映画を見ていない作品まであるようです。
とりあえずこの映像はファン必見ですね。
tn34tn * その他情報 * 21:45 * comments(0) * trackbacks(0)

ヤング100V「100V夫人」

100V夫人
100V夫人
今回はヤング100Vのアルバムを紹介します。
もう、昔のことになってしまいますが、東京ニューウェーブオブニューウェーブというムーブメントがありました。
同名のオムニバスに参加したグループは、ポリシックス、スプージーズ、モトコンポ、スカイフィッシャーなど。若手でもテクノポップのバンドの存在を大きく表したものでした。
ヤング100Vはそのオムニバスに参加してはいませんが、発売記念ライブに参加。現在も地道に活動しています。メンバーは同ムーブメントに数々のバンドを排出した千葉大サンクリ出身の茶谷恒治。そして現在はケラ&ザ・シンセサイザーズのメンバーでもあるスギヤマなど。
実はこのアルバム発売時には、同じくシンセサイザーズの三浦俊一、チャコもメンバーであり参加している他、メジャーデビュー前にポリシックスをクビになった迫
(POLY2)も参加。いろいろな意味で重要な作品。
茶谷のボーカルはくせがある為好みがわかれるかもしれないが、ヤング100Vは壮大なスケールの名曲が多い。また、ライブではスギヤマ自作のレコードジャケットをドラムにしたものやブルーワーカーを楽器にしたものなどを使用することもある。

tn34tn * 名盤 * 16:30 * comments(0) * trackbacks(0)

平沢進「白虎野」

白虎野
白虎野
平沢進のソロ最新作。前作は通販オンリーのギターインストアルバムでしたが、今回は久々のオリジナル作。
個人的なソロのオススメは3部作+4枚目。その後は平沢のタイブームがはじまりあじあんテイスト満載で、ちょっと受けつけませんでした。
今作は多少その頃の雰囲気もありますが、わりとすんなり聴ける内容。近作の中ではレベルの高い内容。ただ、悪く言えば可もなく不可もなく。昔のP-MODELや初期ソロ作のような衝撃はありませんでした。質は高いんですが、もっとあっと言わせる内容に期待したいです。最近はセルフカバーなど連発で平沢の才能も枯れてきてしまったのかなあ。好きだからこそ苦言を言わせていただきました。


tn34tn * 新譜紹介 * 16:42 * comments(0) * trackbacks(0)

デア・プラン「進化論」

進化論(JAPLAN)
進化論(JAPLAN)
以前、先にドーラウの紹介をしてしまいましたが、ATATKといえばデア・プラン。というかATATAK自体、デア・プランのメンバーが創立したレーベル。

どれか1枚といったら、やっぱり入門的なベストを選びたいところですが、国内版はWAVEレーベルで入手困難。輸入版もヒットしません。こちらはジャケが何種類か見たことありますが内容は同じものと思われ、手に入るかもしれませんが、今回は数年前に日本のみのCD化を果たした4thアルバム「進化論」をセレクトしました。

テクノポップと言えば、クラフトワークを連想する人が多いかもしれませんが、デア・プランのユーモアあふれる音楽の方が個人的にはテクノポップ的だと思います。わりと重たいものもありますが、やたら明るい曲もあります。このアルバム収録の「グミ・ツイスト」はそんなポップな代表曲といった名曲です。

メンバーのピロレーターのソロも名盤が多く、機会があれば紹介したいと思います。なかなかATATAKのCDは日本のアマゾンでは扱いがないようで入手しづらいかもしれませんが、どれも名盤なので購入することをおすすめします。都内だとディスクユニオンなどに在庫があったりします。

1〜2年前にリリースされた新譜は、主要メンバーは抜けたものの、しっかりデア・プランの音楽してて好盤です。「進化論」にあわせて来日したときのライブビデオもリリースされていますが、入手困難。演奏せずに曲にあわせて芋虫からはじまり進化する過程を演じた?ライブは「人生」などにも多大な影響をあたえたんではないでしょうか?新宿ゴールデン街を練り歩くメンバーなど、ぜひともDVD化して多くの人に見てもらいたい内容です。


tn34tn * 名盤 * 16:11 * comments(0) * trackbacks(0)